12年ぶりJ1舞台の京都　いきなり2時間トレ　チョウ貴裁監督「速さにこだわれ」

身振り手振りで指導する京都・チョウ貴裁監督
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　今季12年ぶりのJ1舞台となる京都が8日、始動した。城陽市のグラウンドで、いきなり2時間みっちり。フィジカルトレーニングやボールを使った連係強化で汗を流した。

　昨季J2リーグ2位で昇格。今季はFW大前元紀（前J2群馬）やFW豊川雄太（前C大阪）らセンターラインを中心に積極的な補強を行った。新卒のMF田中和樹（法大）を含めて12選手が新たに加わる中、チョウ貴裁監督（52）の指導も徐々に熱を帯びた。

　特に選手たちに求めたのはJ1仕様の“スピード”力。「ポジショニング、パスの速さにはこだわれ」。そこには判断力の速さも含まれており、日本サッカー界トップの舞台で生き残るために0・5秒でも縮める意識を浸透させる。

　8日午後には新体制発表会見が行われ、17日からは沖縄キャンプに行く予定だ。