名古屋FW前田直輝がオランダ1部ユトレヒトに期限付き移籍「即戦力として結果を残す」

名古屋のFW前田

　J1名古屋は13日、FW前田直輝（27）がオランダ1部ユトレヒトに期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2022年6月30日まで。

　前田は東京Vの下部組織出身で、13年にトップチームに昇格した。松本、横浜などを経て18年に名古屋へ完全移籍し、今季はリーグ34試合出場で3得点をマーク。10月30日のルヴァン杯決勝C大阪戦（埼玉スタジアム）では、先制ゴールを挙げるなどクラブの初優勝に大きく貢献した。

　前田はクラブを通じて「このたび、オランダリーグのFCユトレヒトへ期限付き移籍することになりました。27歳で初めての海外移籍となりますが、即戦力として結果を残す強い覚悟を持って挑戦してきます。少しでも世界の頂上を目指して、自分のプレー同様に積極的に仕掛けていきたいと思います！今年は、プロとして初めてのタイトルを獲ることができ、グランパスを応援して頂いている皆さんと喜びを分かち合えたことは本当に幸せでした。本来なら、皆さんの前で直接ご挨拶させて頂きたかったのですが、叶わずとても残念です。4年間頂いた熱い応援を胸に頑張ってきます！前田直輝を引き続き応援して頂けると嬉しいです！名古屋グランパスに関わる全ての皆様ありがとうございました、行ってきます！（原文まま）」とコメントした。