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C大阪 主力投入も4年ぶり頂点逃す 小菊監督「あの光景を胸に刻んで」天皇杯で雪辱誓う

[ 2021年10月31日 05:30 ]

ルヴァン杯決勝   C大阪0-2名古屋 ( 2021年10月30日    埼玉 )

<名古屋・C大阪>厳しい表情のC大阪・小菊監督(撮影・西海健太郎)
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 表彰式で喜びに満ちた名古屋イレブンの様子を、C大阪の小菊昭雄監督(46)は感情を抑えながら見つめた。「あの光景を胸に刻んで、必ず次はあの舞台に立つという気持ちで見ていました」。悔しさを成長の糧とするため欠かせない作業だった。

 名古屋との前哨戦、27日天皇杯準々決勝で温存した主力を投入。MF乾、奥埜らのシュートは枠を捉えず、前半34分にFW加藤の浮き球パスに反応し、ゴール左に走り込んだFW山田はあと一歩届かない。後半開始からMF清武を投入した直後に失点。相手の守りはいよいよ堅くなった。「勝たせてあげられなかった私の力のなさ」と責任を負った。

 4年ぶり2度目の頂点を逃したが、12月12日には天皇杯準決勝・浦和戦が控える。「タイトルの感動、喜びを分かち合えるようにしたい」。捲土(けんど)重来を誓った。

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2021年10月31日のニュース