×

11月W杯最終予選に横浜・前田大然浮上!大迫の招集不透明…森保監督「絶対的な力を見せている選手を」

[ 2021年10月28日 05:30 ]

前田大然
Photo By スポニチ

 来月のW杯最終予選2連戦に、横浜のFW前田大然が招集される可能性が浮上した。日本代表の森保監督が27日にウェブ取材に対応。ケガで離脱中のエースFW大迫(神戸)の招集が不透明であることを明かした上で「絶対的な力を見せている選手や、将来日本の力になっていく選手にどう来てもらい、力になってもらえるか」と新戦力の招集に前向きな姿勢を見せた。

 上田綺世(鹿島)が自身初の3戦連発を記録するなど好調だが、指揮官の言う「絶対的」となればJ得点ランク首位に立つ前田の存在がクローズアップされる。東京五輪後も好調をキープし、J1で現在18得点。A代表出場歴は19年夏の南米選手権2試合のみでW杯予選出場はないが、得点センスは申し分ない。

 今月22日には横浜の指揮官だったポステコグルー監督が率いるセルティックが来年1月に前田の獲得を目指すと、英紙タイムズが報道。海外再挑戦の意欲が強い本人にとって、欧州クラブの注目が集まる中でのA代表入りと最終予選での活躍は確実にステップアップにつながる。

 新型コロナウイルス禍で国際試合日が圧縮された影響で、今回は最終予選の間に親善試合を挟んで“試行”する余裕はない。ただ、指揮官は約1週間後に予定されている代表発表に向け「過去、現在、未来につなげていく日本代表の勝利と発展を考えながら選ばせていただく」とし、新戦力招集に前向き。絶対的エースの不在は、新時代を切り開くきっかけともなる。

続きを表示

2021年10月28日のニュース