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G大阪 今季初の残留圏16位に浮上 敵地で2戦連続の無失点、大きな勝ち点1つかんだ

[ 2021年6月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第19節   G大阪0-0湘南 ( 2021年6月2日    レモンS )

<湘南・G大阪>前半、競り合う湘南・池田(左)とG大阪・宇佐美
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは2試合が行われ、G大阪は敵地で湘南と0―0で引き分け、今季初めて残留圏の16位へ浮上した。日本代表DF昌子源(28)ら主力を欠く中、守備陣が奮闘。貴重な勝ち点1を手にした。

 G大阪は敵地で大きな勝ち点1をつかみ、今季初めて残留圏の16位に浮上した。DF昌子とDF金英権の日韓代表センターバックを欠きながら、大卒新人DF佐藤らが奮闘して2試合連続無失点。防戦一方の展開だったが、前日1日に正式に続投が決まった松波監督は「価値がある」と口にし、主将のDF三浦も「粘り強く守れた」と前を向いた。

 今季のポイントに位置づけていた徳島、横浜FC、湘南との3連戦を2勝1分け。わずかシュート4本に抑えられるなど決定機が作れなかった攻撃陣の改善はマストだが、今は内容以上に結果が大事になる。この一戦を最後にJ1リーグはいったん休止。天皇杯2回戦・関学大戦(16日)とACL(25日開幕)で攻守の連係を高め、あるべき本来の姿を取り戻していく。

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2021年6月3日のニュース