三笘　五輪代表生き残りへ、山根との川崎F同僚対決に闘志「勝てれば評価ひっくり返る」

強化試合   U24日本代表―日本 （ 2021年6月3日    札幌ド ）

練習中に笑顔を見せる三笘（撮影・西海健太郎）
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　U―24日本代表MF三笘が、川崎Fのチームメートからの“決闘状”を受けて立つ覚悟を示した。同サイドでマッチアップする可能性が浮上したA代表DF山根から前日1日に「負ける気はさらさらない」と宣戦布告を受けていたが、それに対して「もちろん僕らも負ける気はない！」ときっぱりと話した。

　J屈指のドリブラーにとっては生き残りを懸けた戦いでもある。川崎Fでは変幻自在のドリブルとスピードで圧倒的な存在感を誇るが、五輪代表ではまだ大きな印象を残せていないのが現状。五輪メンバー入りにはさらなるアピールが不可欠だ。

　鍵は同僚との直接対決。「そこで勝てれば、評価もひっくり返るところもあると思う。そういったところも狙っていきたい」。“兄弟対決”を制し、五輪切符をたぐり寄せる。