×

わずか2カ月で現役復帰…MF橋本晃司がJFL鈴鹿に加入 “第2の人生”にコロナ影響…悩んだ末に決断

[ 2021年5月14日 15:16 ]

大宮時代の橋本晃司(14年撮影)
Photo By スポニチ

 3月12日に自身のインスタグラムで現役引退を表明した元JリーガーのMF橋本晃司(35)が、わずか2カ月で現役復帰することになった。JFL鈴鹿が14日、正式発表。橋本はクラブを通じて「3月に引退を表明させて頂きましたが再度プレーするチャンスを頂き感謝してます。J3昇格に向けて自分自身の持っている全てをピッチ内外で生かし、チームに貢献出来る様に頑張ります」などとコメントした。

 橋本は名古屋や川崎Fなどでプレー。高校時代は元日本代表MF本田圭佑(ネフチ)、大学時代は日本代表DF長友佑都(マルセイユ)と同級生だったことでも知られている。技術やパスセンスが高く、J3盛岡に所属した昨年は14試合1得点を挙げていた。

 引退表明後はセカンドキャリアをスタートさせる準備をしていた。だが新型コロナの影響もあって活動ができない時期もあり、そんな中、鈴鹿から電撃オファーが届いた。1度ケジメを付けただけに悩んだが、最終的にサッカーへの情熱が勝った。背番号は「4」に決まり、すでにチーム練習にも参加しているという。天皇杯出場への登録は完了しており、早ければ5月29日のホンダ戦に出場する。

 鈴鹿はJFL史上初の女性監督となったミラグロス・マルティネス監督(36)が指揮。現在は4位に付けている。クラブは2月にJリーグ準加盟申請となる百年構想クラブに認定。JFL最終順位で4位以内に入ること、J仕様のスタジアム整備など様々な条件を満たす必要があるが、早ければ来年のJ3昇格を目指している。

続きを表示

2021年5月14日のニュース