本田圭佑　Jリーグ復帰を希望する声には「率直にうれしい」も「戻らないんですけど」

本田圭佑
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　ポルトガル1部ポルティモネンセ入りが破談になった元サッカー日本代表MF本田圭佑（34）が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」にポルトガルからリモート出演。移籍破談後の近況を明かすとともに、Jリーグ復帰を改めて否定した。

　一度はポルティモネンセ入りが決まりながら登録に間に合わず破談。現在は新たな移籍先を模索している。番組の中で契約破談になった経緯を詳しく明かした上で「毎回、FIFAのルールはなんか微妙なルール多いなって思ってるんで。変えた方がいいっすね、ルールね」とFIFA（国際サッカー連盟）の移籍に関するルール改正も訴えた本田。アシスタントを務める同局の東島衣里アナウンサー（30）から近況を聞かれると、番組が収録された日本時間13日午後6時現在もポルトガルに滞在していることを明かした。

　「今もポルトガルのポルティモネンセの施設で練習させてもらっていて。このクラブはいてくれって言ってくれてるんですよ。で、（今夏に始まる）新シーズン一緒にプレーしてほしいぐらいのこと言ってくれていて」とポルティモネンセからのオファー内容にも触れた本田。だが、「僕としては今すぐプレーする場所を探したいっていうことで、先方にもそれは伝えているんですけど。見つかるまではここで練習すると思います」と今夏まで待てないため、すぐにプレーできる次の移籍先が見つかるまではポルティモネンセの施設で練習を続けることを明かした。

　新たな移籍先の候補については「いくつかあるんですけど、自分の中で納得できるところからは今はまだ来てないんで。そこから待ちながら。とはいえ、そこから（オファーが）来ーへんかったら何かしらか意志決定はしないといけないなとは思ってますけど」とした本田。東島アナから「日本にぜひ帰って来てほしいという声もある」と聞かされると「日本に帰って来てほしいと言われることにはもちろん率直にうれしいですね」としたものの「戻らないんですけど」とJリーグ復帰については改めて否定した。

　「僕の感覚ではツイッターでも言ったんですけど、実家に戻る感覚に近いんですよ、日本に戻る感覚は。1年に1、2回しかみんな故郷に帰らないと思うんですよ。そんな感覚なんですよね…」としみじみ語った本田。「これ、理解されてないってもし言われるんやったら、もうそれは価値観の違いなんで。分かってくれる人、結構いるんちゃうかなって思うんですけどね」とし、海外で「まだまだやれると思ってるんで」と力強く言い切った。