川崎F　札幌相手に14発ゴールショー！新戦力FW遠野は2得点アピール　鬼木監督「いい相乗効果あった」

札幌との練習試合。2得点と活躍した新加入のFW遠野大弥（21）　（川崎F提供）
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　川崎Fは沖縄合宿最終日の13日に札幌と練習試合（45分×4）を行い、14―3で大勝した。主力組がプレーした最初の90分では、7―0と快勝。MF三笘が2得点2アシストと活躍した他、J2福岡での1年間の武者修行を終え今季から正式に入団したFW遠野大弥（21）が途中出場で2ゴールとアピールした。

　約2週間の沖縄合宿では守備中心のメニューを消化。12日も午前、午後の2部練習とハードなトレーニングを積んできた中、昨季リーグと天皇杯の2冠を達成した王者は圧巻のゴールショーを披露。既存と新加入選手が見事な融合を見せたこともあり、鬼木監督も「なかなか苦しいコンディションの中での試合でしたけど、スタート（先発）からの選手もすごく良い集中力していたし、あとから入った選手もしっかりエネルギーを与えてくれて、その意味ではいい相乗効果あった。とにかく選手が意欲的だった」と満足げに振り返った。

　20日には今季公式戦初戦となるゼロックススーパー杯でG大阪と対戦する。ACL制覇とリーグ連覇の2冠を目標に掲げる新シーズンへ、プロ2年目でさらなる躍進を目指す三笘は「ゼロックスで勝って、良いスタートを切りたい」と誓った。