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浦和の流通経大卒ルーキーMF伊藤敦樹が「プロ初弾」で開幕スタメンを猛アピール!

[ 2021年2月13日 17:30 ]

<浦和・相模原>前半、シュートを放つ伊藤(撮影・篠原岳夫)
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 浦和は13日、J2相模原とのプレシーズンマッチを行い、第1試合ではボランチで先発した流通経大卒ルーキーのMF伊藤敦樹(22)が先制弾を決めるなど2―0の勝利に貢献し、開幕スタメンを猛アピールした。前半40分、MF武田のCKをMF阿部が頭でずらすと、FW武藤の折り返しを最後は右足で押し込んだ。

 「ゴールは率直に嬉しかったです。積み上げて来たものは多少、出せたと思う。チームの始動から目指していた開幕スタメンを取れるよう、頑張っていきたい」。浦和ユースから流通経大を経て今季から加入。大学時代からCB、SB、ボランチもこなし、沖縄キャンプから頭角を現すとこの日も守備は厳しく、鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れた。

 「自分で言うのも何ですが、サッカーは知っている方だと思います。頭を使うプレーは自分の特徴。監督の言ってることを理解し、練習や試合で表現していきたい」。簡単なミスでピンチを招いた場面は修正点だが、ダブルボランチを組むMF阿部からも日々、危機察知、コーチングなどを学んでいる。身長1メートル82と長身でスケールも大きな新戦力となりそうだ。

 第2試合(3―0、45分、30分)では、沖縄キャンプ中の規律違反(外食)で厳重注意と罰金の処分を受けたFW杉本健勇(28)が出場、PKを決めるなど1得点2アシストと全得点に絡み、まずはピッチ上での信頼を取り戻すための第1歩を踏み出した。

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