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山梨学院が11大会ぶり2度目のV 青森山田との死闘PK戦制した

[ 2021年1月11日 16:41 ]

第99回全国高校サッカー選手権大会決勝   山梨学院2ー2(PK4ー2)青森山田 ( 2020年1月11日    埼玉 )

<高校サッカー決勝 青森山田・山梨学院>優勝した山梨学院イレブン(撮影・西海健太郎)
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 山梨学院がPK戦の末、11大会ぶり2度目の優勝。3大会ぶり7回目の出場で、全国3962校の頂点に立った。

 山梨学院は0―0で迎えた前半12分、MF広沢灯喜(3年)がペナルティーエリア手前付近で右サイドからのボールを受けると1トラップから右へと持ち出し右足でゴール左へと突き刺すミドルシュートを決め先制。1-2と逆転を許した後半33分には味方のスルーパスを相手DFがクリアしたところに走り込んだFW野田武瑠(3年)が左足で蹴り込み同点とした。PK戦ではGK熊倉匠(3年)が青森山田2人目のMF安斎颯馬(3年)のシュートを好セーブするなどして4-2で青森山田を退けた。青森山田とは第88回大会決勝でも対戦し1―0で勝利していたが、再び勝利してみせた。

 3大会連続で決勝に進んだ青森山田は0-1で迎えた後半12分、ロングスローからの味方シュートを相手GKが弾いたところを浦和入が内定しているDF藤原優大(3年)が左足で蹴り込み同点。18分には右サイドからの折返しをMF安斎が体勢を崩しながらも右足でゴール左へと流し込み逆転に成功したがそこまで。24年連続26回目の出場で、2大会ぶり3度目の頂点を目指したが涙をのんだ。

 試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、準決勝同様に保護者や学校関係者の入場が規制され、無観客で行われた。

 ▼山梨学院・長谷川大監督 非常に厳しい戦いになって本当に選手が頑張ってくれた。実感はわかないが、一生懸命頑張った一年だったので、報われて良かったなと思っている。

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