浦和の新戦力、MF田中達也の背番号が「11」に決定　同姓同名のレジェンドを継承！

大分から浦和に加入したMF田中達也
Photo By スポニチ

　浦和の新戦力として大分から加入するMF田中達也（28）の背番号が「11番」になることが10日、分かった。レッズの11番と言えばかつてエースとして活躍した同姓同名のレジェンド、現J2新潟のFW田中達也（38）が03～12年に背負ったナンバー。9年の時を経て「11番・田中達也」がよみがえる。

　偉大なる番号の継承には重圧も伴うが、関係者によれば既にレジェンドからエールも受け、継承のお墨付きをもらったという。田中は「小さい頃から同姓同名で、憧れ続けている田中達也選手のようにこのクラブでタイトルを獲得したい」と話す。文字通り“背中”を追う格好だ。

　浦和の歴代「11番」では“先代”の田中達也が最多191戦に出場し48得点、ワンダーボーイと呼ばれ、抜群の人気を博した。98～99年には元スペイン代表FWベギリスタイン、01～02年にはブラジル人FWトゥット、昨季までの3年間は今季から仙台に加入するMFマルティノスが背負うなど攻撃の名手が背負ってきた。

　新加入の田中も先代と同じくスピードとドリブルが武器のアタッカー。新ワンダーボーイとして偉大なる「11番」を継承する。