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Rマドリード 大雪で本拠帰れず…遠征3日間“缶詰め状態”、ジダン監督「いつ戻れるのか」

[ 2021年1月11日 01:50 ]

懸命な除雪作業によりオサスナ対レアル・マドリード戦が開催された(AP)
Photo By AP

 サッカーのスペイン1部レアル・マドリードが降雪によるトラブルに見舞われた。チームは9日に敵地でオサスナと対戦し、0―0のスコアレスドロー。10日には本拠マドリードへと移動するはずが、降雪の影響により空港が閉鎖。これでオサスナのホームタウンであるパンプローナに3日間“缶詰め状態”となることになってしまった。

 スペインでは首都マドリードを中心に記録的な大雪となり、その影響を考えチームはオサスナ戦当日の移動は困難と判断。試合前日となる8日に空路で移動。スペイン紙スポルト(電子版)などによると吹雪のため機内で3時間以上も待たされ、ようやく目的地に到着したもよう。本来なら2日の滞在でマドリードへと帰る予定だった。

 そのような状況で最低限のピッチコンディションを維持し強行されたオサスナ戦は0―0のドロー。試合後、ジダン監督は「ひどいことに巻き込まれた。私たちはできることをした。これはフットボールの試合ではなかった。延期されなければならなかった」と嘆き節。さらに「今、私たちは一体何をすべきか分からないでいる。いつ戻れるのかすら分かっていないんだ」と帰りの心配もしていた。

 その不安が的中し、遠征は3泊目に突入。スペイン紙アス(電子版)によると新型コロナ感染予防のため選手は滞在している敷地内から出ることは許されていない。思うようなトレーニングも行えず、軽く体を動かすことしか出来ない状況だという。

 チームは14日にスーパー杯(スーペルコパ)準決勝でビルバオと対戦予定。強行されたオサスナ戦の影響を大きく受けることになりそうだ。

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2021年1月10日のニュース