アーセナルで構想外のエジル、フェネルバフチェ移籍で合意か　DCユナイテッドには断り？

アーセナルの元ドイツ代表MFエジル
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　イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジル（32）が、トルコ1部フェネルバフチェと3年半の契約で移籍に合意したと、トルコのデミルオレン通信（DHA）の報道を6日付の英紙サンや英紙デーリー・メール（いずれも電子版）が引用して報じた。

　エジルはアーセナルとの契約が今年6月に切れるが、今冬の移籍期間でフェネルバフチェに移籍するという。なお、エジルのファッションブランドである「M10」の全米展開の支援と、経営に関わる「39ステップコーヒー」の本拠地アウディ・フィールド・スタジアムでの販売などを盛り込んだオファーを出し、移籍協議中だった米MLSのDCユナイテッドには、エジル側が断りの返事を入れたようだ。

　ドイツ代表として2014年W杯優勝に貢献したエジルは、2013年に移籍金4250万ポンド（約58億円）でレアル・マドリードからアーセナルに加入。しかし、19年12月に就任したミケル・アルテタ監督（38）の下で構想外となり、今季はプレミアリーグと欧州リーグの登録メンバーから外れ、ベンチ入りもしていない。今季で在籍8年目で、公式戦254試合出場で44ゴールを挙げて4度のFA杯優勝に貢献した。