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U23代表候補が戦術確認 MF金子は代表生き残りへ「この合宿が最初で最後くらいの気持ちで」

[ 2020年12月23日 17:16 ]

<U-23日本代表練習>ミニゲームでボールをキープする金子拓(撮影・篠原岳夫)
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 合宿3日目のU―23日本代表候補は23日、千葉県内で2部練習を行った。午前中は攻守に分かれた戦術の確認、午後は4―2―3―1の布陣に並んだ戦術練習などを行った。五輪本番まで約7カ月。今回のメンバーは国内組のみで、年内最後のサバイバル合宿となる。

 森保ジャパン初選出のMF金子拓郎(23=札幌)は「五輪まで時間がない中で、ここでアピールできなければ次はないと思っている。海外組もいっぱい(候補が)いて、今回は(天皇杯に出場する)川崎FやG大阪の選手も呼ばれていない。初めて呼ばれた自分は立ち位置的には一番下。この合宿が最初で最後くらいの気持ちで臨んでいる」と、並々ならぬ決意を口にした。

 札幌ではミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、シャドーやウイングバックを経験。日大から正式入団した大卒1年目の今季はリーグ戦31試合に出場した。「Jの舞台でも戦えるという自信がついてきたのは自分の中でも大きかった」という。「代表に呼ばれたのは、自分のストロングポイントであるドリブルや突破力を評価してもらえたからだと思っている。そういうところを出していけたら」。“一番下”からメンバー入りへ。下克上を目指していく。

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2020年12月23日のニュース