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土壇場ゴールの植田を吉田が称賛「セットプレーで一番、付きたくない相手」

[ 2020年10月14日 03:03 ]

男子サッカー国際親善試合   日本1―0コートジボワール ( 2020年10月13日    オランダ・ユトレヒト )

<日本・コートジボワール>集合写真に納まる日本代表イレブン(JFA提供)
Photo By 提供写真

 サッカー日本代表は14日、オランダと親善試合コートジボワール戦を行い、1―0で勝利した。後半アディショナルタイムにFKからDF植田直通(25=セルクル・ブリュージュ)が頭で決勝点。主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)は「セットプレーの練習で一番、付きたくない相手」と独特の表現で称えた。

 「アフリカのチームにありがちなのが、ボールウォッチャーになってファーサイドが空く傾向になる。タフな試合で集中力を欠く可能性が高い。自分がファーに行きたかったけど、直通の方が可能性があるなと思ったんで、自分がニアに入ってトミ(富安)と直道にファーに行ってもらった。岳(柴崎)にも“ファーに蹴ってくれ”と言いました」

 代表のセットプレー練習では、植田のマークに吉田が付くことが多いという。「直通は毎日、ヘディングの練習をしていて。セットプレーの練習で一番、付きたくない。いつも僕がマッチアップさせられるけど、本当にマークするのが大変な相手。そのストロングを自分たちがチームとして生かせて良かったし、直通の日々の成果が出たと思う」。主将の言葉には実感がこもった。

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2020年10月13日のニュース