J1全クラブが活動休止に　清水は予定を前倒し

　J1の札幌と清水は14日、15日から活動を休止すると決めた。政府の緊急事態宣言に加え、各地方自治体が独自の感染症対策に取り組む中、J1の18クラブはこれで全てが活動休止となる。

　北海道と札幌市が12日に「緊急共同宣言」を発出して、札幌市民に不要不急の外出自粛を要請。札幌は、13日からそれまで認めていたサポーターの練習見学を中止。J1再開予定が5月9日に決まった際、3月26日から8日間オフを取った。この時は札幌市内の練習場は開放したが、今回は練習場も閉じる。選手から、公園などでの自主練習について聞かれた野々村芳和社長は、それも不可として「今はとにかくステイホームにした」と語った。

　清水は19日から予定していた活動休止期間を前倒し。29日に練習を再開する予定だが、状況によって変更の可能性があるという。