矢板中央　堅守速攻で進撃8強!「谷間の世代」も結束力に自信

第98回全国高校サッカー選手権3回戦   矢板中央2－0鵬学園 （ 2020年1月3日    フクアリ ）

＜矢板中央・鵬学園＞後半、ゴールを決め喜ぶ矢板中央・左合（中）（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　矢板中央（栃木）は堅守速攻のスタイルを貫き、3大会連続の8強入りを果たした。

　後半37分に大会3戦連発となる追加点を挙げたMF左合は「今年のチーム力には自信がある」と胸を張った。今季は関東プリンスリーグで最下位に終わるなど結果が出ず、個の能力が高い選手が多かった昨年と比較して「谷間の世代」と呼ばれることもあった。左合は「悔しかった。絶対に見返してやろうと皆で言っていた」と説明。改善点が見つかれば上下関係なくチーム内での会話を重視するなど、結束力を高めて昨年の先輩たちに並んだ。

　▼鵬学園（石川）赤地信彦監督　試合を分析して戦い方を落とし込んできたが、まだまだ。相手は勝ち方を知っている。