元なでしこFW大野忍、ノジマステラ神奈川相模原を退団「皆様の応援により、ここまで頑張って…」

FW大野忍（2016年3月撮影）
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　サッカー女子、なでしこリーグのノジマステラ神奈川相模原は24日、元女子日本代表「なでしこジャパン」のFW大野忍（35）が契約満了に伴い、今季限りで退団すると発表した。今後については決定しだい所属事務所から発表するとしている。

　大野はなでしこジャパンが世界一に輝き、国民栄誉賞も受賞した2011年女子ワールドカップ（W杯）ドイツ大会の優勝メンバーで、これまで3度のW杯、2度の五輪に出場し、2012年ロンドン五輪では銀メダル、2015年女子W杯カナダ大会では準優勝。なでしこリーグではMVP3度、得点女王4度、ベストイレブン9度という輝かしい経歴を誇る。日テレ、INAC神戸、リヨン（フランス）、AS狭山（現ちふれAS埼玉）、アーセナル（イングランド）、INAC神戸を経て昨季からノジマステラ神奈川相模原でプレーし、今季はリーグ戦15試合に出場したが無得点だった。

　大野はクラブを通じて「今シーズンでノジマステラ神奈川相模原を退団することになりました。チームメートや監督、コーチ、スタッフの方々、またたくさんのファンやスポンサーの皆様の応援により、ここまで頑張ってくることができたと思います。これからもノジマステラ神奈川相模原の発展を願っております。ありがとうございました」とコメントしている。