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山形“また”山岸弾で突破 徳島は引き分けで1回戦突破

[ 2019年12月2日 05:30 ]

大宮に快勝し、タッチを交わす山岸(右から2人目)ら山形イレブン
Photo By 共同

 J1参入プレーオフ1回戦の2試合が1日に行われ、6位の山形が3位の大宮を2―0で撃破。FW山岸祐也(26)は2点目を決め参入プレーオフを制した14年の再現へ“新山の神”を襲名する活躍。徳島は甲府と引き分け、大会規定で年間上位のため1回戦突破となった。決定戦出場を懸けた8日の2回戦は山形と徳島が対戦する。

 <J2山形>再び神が舞い降りた。1―0の後半37分。右クロスをMF山田が頭で折り返し、そこに飛び込んだのが山岸だ。引き分けでも敗退となる中、試合を決定づける2点目に「練習でやっていた形」と振り返った。山岸の名で思い浮かぶのはシーズン6位からPOを制し、J1昇格を勝ち取った14年。準決勝の磐田戦でGK山岸範宏がゴール前に上がり、CKから劇的な決勝弾を決め「山の神」と称された。目指すは14年の再現。「活躍して第2の山の神になりたい」と山岸は力強く誓った。

 <J2徳島>引き分けなら年間順位の上位が勝者となるアドバンテージを生かして1回戦を突破した。前半37分にDFヨルディ・バイスのゴールで先制するも、その2分後に同点弾を献上。終盤は甲府に押し込まれながら、後半8分のアディショナルタイムも耐え抜いた。再びホームで迎える山形戦に向け、ヨルディ・バイスは「今日の結果は喜んでいいけど、まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めた。

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2019年12月2日のニュース