セルヒオラモス　レアル残留を宣言　中国移籍の可能性浮上も

　中国移籍の可能性が浮上していたスペイン1部レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオラモス（33）が残留を明言した。

　30日にクラブ練習施設内で会見し「クラブを離れるつもりはないし、ここで引退することを望んでいる」とした上で「自分の目標は会長とともに未来に向けて新たなレアル・マドリードをつくること。まだこのクラブでプレーできる体力はある」と語った。

　クラブのペレス会長との確執報道については「親子のような関係。良いと時も悪いときもある」と表現した上で、直接会談で移籍金ゼロで中国移籍を認めるよう要求したと同会長が27日に地元ラジオで明かしたことについては「中国からオファーがあったことを伝えるために会って、ざっくばらんに話をした。お金の話などはしていないし、関係ない。プライベートの会談が漏れて、憶測を呼ぶ事態になったので会見した」と説明した。

　中国からのオファーについては認めたものの「将来的に中国移籍を考えるか、アメリカなどを含めて本当に分からない」。移籍する場合は「レアル・マドリードと絶対に対戦することがない場所」と欧州ではプレーするつもりなないことを明かした。