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長友今季2点目幻も…ガラタサライ 劇的逆転勝ち!次節天王山へ弾み

[ 2019年5月12日 00:59 ]

トルコ1部   ガラタサライ3―2リゼスポル ( 2019年5月11日 )

ガラタサライの日本代表DF長友(AP)
Photo By AP

 トルコ1部首位ガラタサライの日本代表DF長友が敵地リゼスポル戦にフル出場。前半38分に味方のPKのこぼれ球に詰めネットを揺らしたが無念にもオフサイドの判定。今季2点目とはならなかったが守備で奮闘し3―2の勝利に貢献。暫定ながら2位バシャクシェヒルとの勝ち点差を3に広げ、次節の直接対決に勝利すれば連覇が決定する。

 ガラタサライは前半9分にMFフェグリのゴールで先制。同38分にはVAR判定によってPKを獲得。しかしFWディアニェが右ポストに当て失敗。こぼれ球を長友が左足で押し込むもオフサイドとなり、今季2点目は幻に。

 前半終了間際にFWムリキに同点ゴールを奪われ、1-1で後半へと折り返すとチームに悲劇が。骨折からの復帰となったMFアクババが後半17分から出場すると、その5分後にMFサムディオのシュートブロックをした際に右足を負傷。

 両選手が頭を抱えるほどの重傷だったもようで長友も心配そうにのぞき込むと表情を曇らせた。治療は5分以上に要し、アクババは担架に乗ってそのまま救急車へと運ばれた。

 なおシュートを打ちに行ったサムディオはVAR判定の結果、一発退場。不運なアクシデントに見舞われたガラタサライだったが数的有利の立場となった。

 しかし同31分、カウンターからFWウマールに勝ち越し弾を献上。リーグ連覇へ苦しい状況となったが負傷交代など試合が長く止まっていたこともありアディショナルタイムは12分。ここから反撃が始まる。

 まずは同2分、再びVAR判定によってPKを獲得。FWディアニェが再びボールをセットすると今度はきっちりネットを揺らし同点に追いつく。

 すると同7分、右サイドのMFフェグリからのクロスボールをFWディアニェが頭で合わせ、劇的な逆転弾が生まれた。

 土壇場での連続ゴールでガラタサライは2連勝。12日にバシャクシェヒルが勝利したとしても次節の直接対決に勝利すればリーグ優勝が決定。ホームで迎える大一番へ向け大きな1勝を手にした。

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2019年5月11日のニュース