主将剥奪のインテル・イカルディ　2カ月ぶり復帰即1G1A！

セリエA第30節   ジェノア0―4インテル・ミラノ （ 2019年4月3日 ）

　インテル・ミラノのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ（26）が約2カ月ぶりに復帰を果たした。

　3日にアウェーのジェノア戦に先発し、後半35分までプレー。1―0の前半40分にペナルティーエリアで倒されて得たPKを自ら右隅に決め、昨年12月15日のウディネーゼ戦以来となる今季10点目をマークした。後半9分にはスルーパスでMFペリシッチの得点をアシストし、4―0の大勝に貢献。スパレッティ監督は「チームをリスペクトしない選手は試合に出られない。マウロはその代価を支払った。いいプレーだったが、もっとやれる選手だ」とエースの完全復活に期待を寄せた。

　イカルディの出場は、2月9日のパルマ戦以来リーグ7試合ぶり。2月13日にクラブからキャプテン剥奪を宣告されると、膝の痛みを訴える形で出場を拒否。クラブと対立して欠場が続いていた。

　キャプテン剥奪の原因とされるのが、妻で代理人を務めるタレントのワンダ・ナラの言動。契約延長の交渉を進める中でクラブを批判し、スパレッティ監督や夫の同僚に対してもテレビやSNSで問題発言を繰り返してきた。