香川、視線は6月の代表戦…「覚悟を持って」クラブでの活躍誓う

トルコに向けて出発する前にファンにサインをする香川（撮影・篠原岳夫）
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　トルコ1部ベシクタシュの日本代表MF香川真司（30）が28日、成田空港からトルコへ出発した。出迎えたファンとの記念撮影に気さくに応じるなどリラックスした雰囲気を見せたが、報道陣から今後への意気込みを問われると「ここから2カ月、どれだけコンディションを上げていけるか」と表情を引き締めた。視線の先は6月のキリンチャレンジ杯2試合、そして南米選手権出場だ。

　香川は昨夏のW杯ロシア大会以来、約9カ月ぶりに日本代表復帰を果たし、背番号10を背負ってキリンチャレンジ杯コロンビア戦、ボリビア戦に出場。森保一監督就任後、日本代表に招集されるのは初めてで、「ここからこのチームで結果を残していきたい」と意気込んでいた。中島、堂安、南野の新BIG3ら若手の台頭が著しいなか、経験豊富なベテランがトップコンディションを取り戻せば戦力に厚みが加わる。継続して日本代表に招集されるためには、所属クラブでの結果が不可欠。「覚悟を持ってやっていきたい」と活躍を誓った。