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鹿島復帰の平戸が初ゴール!ACL白星発進導く「勝ち切ることが大事だった」

[ 2019年3月5日 21:04 ]

<鹿島・ジョホール>前半43分、平戸のクロスがそのままゴールへ入り先制。ガッツポーズの平戸(撮影・篠原岳夫)
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 ACLの1次リーグが5日行われ、アジア連覇を目指す前回王者の鹿島はホームでジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦。2―1で白星発進となった。今季3季ぶりに鹿島に復帰したMF平戸太貴(21)が右サイトバックで先発。先制点を決め、勝利に貢献した。

 昨季は正確無比なキックを武器に、町田でJ2のアシスト記録(17本)を更新した東京五輪世代の平戸。試合はセルジーニョのPK失敗で重苦しい空気が漂う中、前半43分に平戸が左サイドからゴール前にクロス気味のボールを放り込む。相手GKはセーブできず、ボールはそのままゴールに入った。

 鹿島での初得点に「自分のところにボールがこぼれてきて、中に合わせたら入るボールと、そのまま流れてもゴールに入るボールをイメージして蹴った」と振り返った。

 クラブは負傷者が相次ぐが「選手が代わった中でもしっかりやれるんだというところを見せたい気持ちと、ACL初戦だったので勝ち切ることが大事だと思って試合に臨んだ」と強い気持ちを語った。

 今後はアウェーでの連戦となる。「連戦で厳しい戦いになると思うが、選手たちみんなで戦って、しっかり勝って帰ってきたい」とコメント。鹿島に帰ってきた平戸が連覇への道を切り開く。

 ▼鹿島・大岩監督の話 きょう出た選手は90分間、しっかりと戦ってくれた。若い選手が多い中、イージーな個人的ミスも散見されたので、修正したい。

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