モウリーニョ解任か　英紙報道　クラブＯＢ「クラブ内で大きな決断が下されるだろう」

　イングランド・プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督（５５）が今週中に解任される可能性が浮上した。２９日、英紙デーリー・メール（電子版）が報じた。

　クラブ内では、３季目のポルトガル人指揮官が今週末までに解任される可能性があるとの見方が出始め、選手達も監督解任の可能性について意見交換を行っているという。

　元イングランド代表ＤＦでクラブＯＢのリオ・ファーディナンド氏（３９）は「クラブ内で大きな決断が下されるだろう。ＣＥＯのエド・ウッドワードらクラブ上層部は、今後について話し合いを行なっていると思う。現時点で、チームはひとつにまとまっていない」と話した。

　マンチェスターＵは２９日のプレミアリーグ第７節でウェストハムに１―３で敗れ、早くも３敗目を喫して暫定１０位に転落。開幕７試合時点で勝ち点１０は、１９９２年に発足したプレミアリーグでのクラブワースト記録となった。

　チームの成績不振に加え、フランス代表ＭＦポール・ポグバ（２５）ら選手との不和が表明化しており、モウリーニョ監督の指導力には批判の声があがっている。地元メディアでは、後任候補に前Ｒマドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏（４６）が浮上している。