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日本サッカー協会 熊本に天然芝サッカーグラウンド1面を整備へ 熊本地震復興支援の一環

[ 2018年9月4日 15:53 ]

 日本サッカー協会(JFA)が、熊本地震復興支援の一環として、熊本県甲佐町に天然芝サッカーグラウンド1面を整備し、関連設備、備品などを寄贈することに伴う協定を締結し、4日に都内で調印式を行った。JFAの田嶋幸三会長、熊本県サッカー協会の北岡長生副会長、熊本県甲佐町の奥名克美町長が出席。アジアサッカー連盟(AFC)からの熊本地震復興支援金30万ドル(約3300万円)を活用する。

 甲佐町は総事業費約15億円を投じて、総合運動公園整備事業を進めている。野球場、テニスコート、ランニングコース、多目的広場などを併設する施設で、サッカーグラウンドはその一部となる。甲佐町では全世帯の半数以上の約2500世帯が被害を受け、奥名町長は「町営グラウンドには今も仮設住宅があり、スポーツをできる環境が制限されている」と説明。田嶋会長は「復興のシンボルにふさわしいものになる。今後も被災地に寄り添いサポートを続けていきたい」と語った。

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2018年9月4日のニュース