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伊藤、“和製メッシ”になる!「ブンデスのプレー出せれば」

[ 2018年9月4日 05:30 ]

<日本代表練習>軽快な動きを見せる伊藤(撮影・西尾 大助)
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 初招集とは思えない落ち着きだった。柏ユースから海を渡って4年。東京五輪も目指す21歳のMF伊藤は「外国人に慣れているので日本語で笑いながらできたのが楽しかった」と初日の練習を振り返った。昨季はハンブルガーSVで終盤戦に定位置を確保。一気に注目を集め、W杯ロシア大会へのサプライズ選出も噂された。「候補に出してもらえるんじゃないか」。自身もひそかに希望を抱いていたという。選出はされなかったが、4年後のカタール大会は現実的な目標となった。

 その中で期待されるのが新生日本での1号ゴールだ。過去、W杯で指揮した監督の新体制初得点を決めた選手は6人全員がその指揮官とともにW杯に出場した。森保ジャパン1号は、カタール切符を引き寄せる一撃となる。93年のJリーグ発足以降、招集された日本代表で最小となる、1メートル63の高速ドリブラーは2列目のシャドー起用が濃厚。「ブンデスのプレーを出せれば一番のアピールになる」と言葉に力を込めた。

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2018年9月4日のニュース