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森保U21優勝宣言!過酷環境も歓迎、五輪本番への予行演習

[ 2018年8月14日 05:30 ]

サッカーアジア大会1次リーグD組   日本-ネパール ( 2018年8月14日    インドネシア・チカラン )

練習冒頭で選手を鼓舞する森保監督(中央)
Photo By 共同

 18日のアジア大会開会式に先駆けて、14日に1次リーグ初戦ネパール戦を迎えるU―21日本代表がインドネシアに到着し、初練習を行った。ミーティングではA代表との兼任決定後、初の采配となる森保監督が「まずは優勝を目指して頑張ろう」と選手を鼓舞。主将にはMF三好を任命した。

 波瀾(はらん)万丈の船出となった。深夜に空港到着後、バスが大渋滞に巻き込まれて予定の2倍の時間がかかり、ホテル到着は13日午前3時。午後6時からの練習も渋滞で20分ほど遅れた。加えて芝は荒れ放題。FW前田が「あんまりボールが見えていなかった」と明かすように照明も暗く、非公開の練習内容の変更を余儀なくされた。

 それでも指揮官は「想定外のことをしっかり乗り越えていけるように、落ち着いて、最高のパフォーマンスができるようにしたい」と動じなかった。神谷、大南が到着したばかりのため18人での始動となったが、五輪本番でも過密日程を18人で戦う過酷な環境が待っていて、「全てあり得ること」とキッパリ。イレギュラーな状況への対応力を鍛える予行演習と捉える。

 また、指揮官は東京五輪にオーバーエージ枠で出場を目指すことを表明しているMF本田が、事実上のカンボジア代表監督に就任したことについても言及。「凄くサッカーのイマジネーションを持っている。それを伝えていけば、大きくカンボジアのサッカーが変わるんじゃないかなと思う」と期待を寄せた。

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