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ダビド・シルバがスペイン代表引退 SNSで表明「もっとも難しい決断」

[ 2018年8月14日 14:21 ]

6月のW杯ロシア大会イラン戦でプレーするダビド・シルバ(AP)
Photo By AP

 マンチェスターCのFWダビド・シルバ(32)が13日、スペイン代表引退を表明した。自らのSNSで決断を長文で掲載。「代表引退という決断をするにあたり、数週間いろんなことを考え、分析した」と決して簡単な決断でなかったことを強調したシルバは「決して忘れられることのないチーム(スペイン代表)で夢見たこと、体験したこと、実現させたことを誇りに思う」とし「自分のキャリアの中でもっとも難しい決断のひとつだった。でも感謝、謙虚な気持ちで決断した」と綴った。

 18年W杯ロシア大会後にはバルセロナのDFジェラール・ピケ(31)も代表引退を表明しており、08年欧州選手権(オーストリア、スイス共催)に始まり、10年W杯南アフリカ大会、12年欧州選手権(ポーランド、ウクライナ共催)を制し一時代を築いた無敵艦隊の一員がまたひとりス「ラ・ロハ(スペイン代表の愛称で赤の意味)」のユニホームを脱ぐことになった。

 シルバは06年11月15日のルーマニア戦で代表デビュー。07年8月22日のギリシャ戦で代表初ゴールを決めた。その後もイニエスタ(現神戸)、シャビ(アル・ザッド)、ファブレガス(チェルシー)らとともに創造性に溢れた中盤を形成し、国際大会で数々のタイトル獲得に貢献。16年欧州選手権のチェコ戦では、代表通算100試合出場を達成していた。

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2018年8月14日のニュース