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クリンスマンJ20日にも誕生へ!“右腕”ヘルツォーク氏入閣も浮上

[ 2018年7月6日 06:30 ]

アメリカ代表時代のクリンスマン監督(左)とヘルツォーク・ヘッドコーチ
Photo By ゲッティ イメージズ

 「クリンスマンジャパン」の組閣が水面下で着々と進められている。関係者によれば、まずは20年東京五輪監督を兼任した森保コーチが、A代表との兼任を続ける見通し。西野ジャパンを継承し、強化や指導に一貫性を持たせるためにも、継続させる可能性が高いという。

 またクリンスマン氏の右腕として、既に元ドイツ代表DFで元浦和監督のギド・ブッフバルト氏(57)が入閣する可能性が浮上しているが、参謀役には元オーストリア代表MFアンドレアス・ヘルツォーク氏(49)の名前が新たに判明。同氏は現役時代、その華麗なテクニックから「アルプスのマラドーナ」の異名を取り、クリンスマン氏が米国代表監督を務めた11〜16年にヘッドコーチとして支えた人物。関係者によればクリンスマン氏同様に現在はフリーの身で就任に支障はないという。

 またクリンスマン氏の強い要望により、神戸のフィジカルコーチ、咲花正弥氏(43)も入閣する可能性があるという。咲花氏は10年南アフリカ大会にはドイツ代表、14年ブラジル大会では米国代表のスタッフとしてW杯に参戦。チームの躍進に大きく貢献した。元ドイツ代表FWポドルスキも絶賛する敏腕で信頼の厚いクリンスマン氏とも強い絆で結ばれているという。神戸との調整が必要になるが、入閣となれば日本代表にとって心強い存在となりそうだ。

 一方で手倉森コーチら日本人スタッフは退任となる方向。20日の技術委員会を経て内定する運びのクリンスマンジャパンの陣容は固められつつある。

 ◆アンドレアス・ヘルツォーク 1968年9月11日生まれ、オーストリア・ウィーン出身の49歳。現役時代はブレーメン、バイエルン・ミュンヘンなどに所属。同国代表では103試合26得点。W杯90年イタリア、98年フランス大会に出場。04年にLAギャラクシーでプレーし、現役引退。05年8月から同国代表コーチ。09年から同国のアンダー世代を指導し、11年から16年までクリンスマン氏の下で米国代表コーチを務めた。1メートル83、80キロ。利き足は左。

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