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クリンスマン氏 次期代表監督就任報道後初めて日本の報道陣の前に「How are you?」

[ 2018年7月7日 01:05 ]

モスクワに設けられたBBCのスタジオに入るクリンスマン氏(撮影・小海途 良幹)
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 次期日本代表監督就任が決定的な元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマン氏(53)が7日、報道されて以降、初めて日本の報道陣の前に現れた。

 現在、英BBC放送の解説を務めており、W杯準々決勝ブラジル―ベルギー戦を解説するために、モスクワ市内の中継ブースを訪れた。試合開始約2時間前に車で中継ブースへと乗り付け、車を降りた後、待ち受けた日本の取材陣に「How are you?」と一言。少し笑顔も見せたが、日本代表監督就任に関する質問にはノーコメントを貫いた。

 日本協会は既に水面下で本格交渉を開始しており、日本側が提示する年俸200万ユーロ(約2億6000万円)で、クリンスマン氏も就任に前向きな姿勢を見せているとされている。同氏は現役時代に西ドイツ代表のストライカーとして、90年W杯イタリア大会優勝に貢献した英雄。世界にファンは多く、この日も中継ブース前には、サインを求めてスタジオ入りを待つ人の姿があった。

 交渉が順調に進めば、20日の技術委員会を経て内定する可能性がある。

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2018年7月6日のニュース