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G大阪DF米倉 右MFでリズムもたらす「持ち味出そうと思った」

[ 2018年4月29日 20:08 ]

明治安田生命J1リーグ第11節   G大阪3―0鳥栖 ( 2018年4月29日    パナS )

<G大阪・鳥栖>前半、G大阪の米倉がシュートを放つ
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 G大阪の鋭い“二の矢”が、鳥栖の牙城を崩した。スタメンでの右MF起用は今季初となったDF米倉恒貴(29)が、リズムをもたらした。

 前半43分にはMF藤本淳吾の縦パスに反転し、GKの頭上を超えるループシュートを放った。DFにクリアされ得点には至らず「得意なパターンだったんだけど…」と苦笑いを浮かべたが、前半から何度も鳥栖守備陣の裏のスペースへ飛び出して右サイドを制圧。「淳吾さんとも(倉田)秋とも違う、自分の持ち味を出そうと思った」と納得顔を見せた。

 G大阪にはMF遠藤保仁や倉田秋のように足元の技術に優れた選手が多々いる。一方で相手の背後に飛び出せる選手は、FW黄義助など少数。黄義助だけではなく、右サイドから米倉が飛び出すことで相手のDFラインは下がらざるを得なくなった。

 本職は右サイドバック。だが「チーム事情もある」と異を唱えることはない。昨年はJ2千葉など複数クラブから獲得オファーを受けながら残留を決意。その存在、そのプレーは、間違いなくG大阪に必要だ。

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