×

元リバプールのジェラード氏 スコットランド名門レンジャーズ監督就任へ

[ 2018年4月29日 19:31 ]

スティーブン・ジェラード氏(AP)
Photo By AP

 プレミアリーグ・リバプールのレジェンド、元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラード氏(37)が、スコットランド1部の名門レンジャーズの監督に就任する可能性が高くなった。29日、英紙サンデー・ミラー(電子版)は同氏がオファーを受諾したと報じた。

 1998〜2015年にリバプールで活躍したジェラード氏は、16年に米MLSロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退。翌年から古巣リバプールでU―18チームの監督を務めていた。レンジャーズの新監督に就任すれば、プロチームで初めて采配を振ることになる。

 グラスゴーを本拠地とするレンジャーズは、スコットランド1部最多の54回の優勝を誇る名門だが、2012年に財政難から破産し4部へ降格。2016〜17年に5季ぶりに1部復帰を果たしたものの3位に終わり、今季も現在3位で2011〜12年以来の優勝は厳しい状況にある。クラブは栄光を取り戻す切り札として、ジェラード氏の手腕に期待しているという。

 リーグ6連覇中で今季も首位を走るセルティックは、2012〜15年にリバプールを率いたブレンダン・ロジャース氏(45)が監督を務めており、宿敵クラブ同士の“師弟対決”が実現すれば大きな注目を集めることになりそうだ。

続きを表示

2018年4月29日のニュース