磐田ＦＷ中野　札幌戦でプロ初先発濃厚「泥くさいゴールでもいいから決めたい」

ルヴァン杯１次リーグＢ組   磐田―札幌 （ 2018年4月18日    ヤマハ ）

練習中に笑顔を見せる磐田のルーキー・中野（中央）
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　磐田の新人ＦＷ中野誠也（２２）が１８日、ホームでのルヴァン杯札幌戦でプロ初先発が濃厚となった。１７日は試合会場となるヤマハで約２時間調整。入団１年目のチャンスに、「泥くさいゴールでもいいから得点を決められたら」と目を輝かせた。

　下部組織から筑波大を経て、待ちに待ったトップチームでの先発出場。シュート練習ではアクロバティックなゴールも決めるなど状態の良さが光った。ヤマハにもユース時代から慣れ親しんでいる。「ただ、気持ちが入っている分、空回りしないようなプレーをしたい」と闘志を内に秘め、静かに言い聞かせた。

　今月１日の浦和戦では途中出場でリーグ戦デビューを果たしながら、途中交代の屈辱も味わった。名波浩監督からは「試合に入れていない」と指摘された。初先発で、反省を生かせるか試されそうだ。

　リーグ戦に向けても「ベンチ入りしているだけで満足したくない。（活躍次第では）先発のチャンスもあると思う」と気合十分。名波監督も「まだプロのレベルに達していない部分もあるが、ゴールに直結する動きを見たい。チャンスを自分でつかんでほしい」と期待を寄せた。