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槙野Vへ突っ走る!!陸上流トレで“プロ最高ボディー”実感

[ 2018年2月23日 08:20 ]

スプリントコーチの秋本氏(右)の指導を受ける浦和DF槙野(槙野提供)
Photo By 提供写真

 J1リーグは23日、鳥栖―神戸戦(ベアスタ)でシーズン開幕を迎え、昨季アジア王者の浦和は24日、アウェーでFC東京と激突する。6月のW杯ロシア大会でも活躍が期待される日本代表DF槙野智章(30)はプロ生活の中でも最高の仕上がり。オフショットを紹介する企画「槙野のオフ・ザ・ピッチ」では貴重なトレーニング風景とともに開幕への意気込みを語った。

 このオフはプロ生活の中でも一番、サッカーを意識した生活を送りました。僕の場合、2〜3日休むと筋肉がしぼみ4キロくらい体重が落ちてしまう。今回は体を休めた中でバランス良くトレーニングを積めた。体重は79〜80キロ、落ちていません。W杯イヤーですし、今年こそリーグ制覇をという思いもある。いい準備ができました。

 今回、紹介するのは元陸上選手でスプリントコーチの秋本真吾氏との自主トレ風景。「走り」のトレーニングです。他にも低酸素の中を走る高地トレ、アレルギー検査…何が自分に合っているか検証しました。体を大きくすることは誰にでもできますが、自分で動かせる筋肉にすることが大事。DFなので相手に負けない体づくりがテーマになりました。

 自分に合ったメニューは沖縄キャンプ中、チームにも還元しました。「槙野塾」です。参加者は30代ばかりでしたが、例えば腹筋しながら手で左右が逆のかかとを触るメニュー。腹筋が弱いと他の部分を使う。最初は首が痛いと言う選手もいました。それも1カ月後には楽々できるようになり、やってきて良かったと思います。

 先日、イベントの席で初めてカズさんと話す機会に恵まれました。僕はずっと見てきた世代。最初はうわっカズさんだ!って。明石家さんまさん、中居正広さんを見た時以上でした。話を聞くと20歳も上の方が僕らと同じタイム設定で走るトレーニングを続けている。まだ僕らは甘いなと。開幕前にお会いできて良かったです。

 結婚で食生活は変わりました。実は僕の知らないところでアスリートフードマイスターの資格も取ってくれていたんです。うれしいですね。開幕の相手はFC東京。過去のデータ(公式戦8連勝中)は関係ありません。勝ちに徹する試合をしたい。準備は整いました。あとはピッチ上で表現するだけです。(浦和DF)

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2018年2月23日のニュース