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森本ドロー弾で川崎F3位!2位浮上逃すも意地の勝ち点1

[ 2017年8月28日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ・第24節   川崎F2―2甲府 ( 2017年8月27日    中銀スタ )

<川崎F・甲府>前半、先制のPKを決める川崎・小林(右端)
Photo By 共同

 27日に残り2試合が行われ、川崎Fはアウェーで甲府と対戦し2―2で引き分けた。前半35分にエースFW小林悠(29)のPKで先制。後半に2失点を喫し逆転を許したが、後半45分にFW森本貴幸(29)の得点で追いついた。首位鹿島との勝ち点差は6に広がったが、順位は3位に浮上した。浦和は清水に2―1で逆転勝ちし、3連勝となった。

 意地の一発で追いついた。敗色濃厚だった後半45分。左クロスを谷口が頭でつなぎ、最後は森本が再び頭で同点弾を叩き込んだ。3連勝中で勝てば2位浮上のチャンスだったが、それでも何とか最低限の勝ち点1を獲得。前半35分にPKで先制弾を決めた小林は「最後まで諦めない姿勢は次につながる」と前を向いた。

 この試合が中3日の3連戦目。小林は「言い訳にはしたくない」と話したが、中7日の相手より体力的に不利だったのは明らか。そんな状況の中で先制したが、不用意なミスから後半に2失点。小林は「疲れているなら疲れているなりの戦い方ができた」と指摘。「ゆっくりつないでサイドから、という攻め方をしても良かった」とリードしてからの戦い方に関して課題も口にした。

 今後もハードな日程が続く。「大人のサッカーというか、リードしている試合をどう終わらせるか」と小林。首位・鹿島との勝ち点差は6に広がったが、甲府戦を教訓に、チームは悲願のタイトルへさらなる成熟を目指す。

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2017年8月28日のニュース