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ミラン18歳守護神が契約延長で合意 条件付き違約金設定も 現地報じる

[ 2017年7月4日 13:14 ]

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランのイタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマ(18)が、18年6月末で満了する同クラブとの契約を延長することでほぼ合意に達したとイタリアの衛星テレビ局「SKYスポーツ」が報じた。

 同局によれば、ミランの契約延長の新たなオファーは、前回の提示より100万ユーロ(約1億3000万円)アップした、年俸600万ユーロ(約7億7000万円)で5年契約。さらにギリシャのアステラス・ トリポリスに所属する兄・アントニオ・ドンナルンマ(26)も年俸100万(約1億3000万円)ユーロで契約する付帯条件もあるという。

 契約には違約金の設定も盛り込まれているようで、ミランが来季欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合は1億ユーロ(約128億円)で、逆に欧州CLの出場権を逃した場合は、それが半額の5000万(約64億円)ユーロにまで下がる設定という。

 また同局によれば、ドンナルンマにはフランスの強豪パリSGからオファーが届いていたようで、そのオファーは年俸1300万ユーロ(約17億円)に100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナス付という世界トップクラスのもとだったと報じている。

 ドンナルンマはミランの下部組織で育ち、16歳だった15年10月25日のサッスオーロ戦でトップデビュー。16〜17年シーズンは不動の守護神として活躍し、ユベントスのイタリア代表GKブッフォンの後継者としての呼び声高い。

 今オフには、18年6月末で満了する契約を巡って代理人を務めるミノ・ライオラ氏とクラブが対立。クラブが契約を延長しないことを公式発表したことで、ドンナルンマの家族が脅迫を受けたという衝撃的なニュースが流れるなど、一大騒動となっていた。

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2017年7月4日のニュース