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カトパン突撃!なでしこ21歳新世代MF隅田凜 同居する根暗と野性

一緒にリフティングをする加藤アナ(左)と隅田
Photo By スポニチ

 メダル獲得が期待されるサッカー女子、なでしこジャパンに新星が現れた。4月にA代表デビューしたMF隅田凜(21=日テレ)。ボランチとして守備では高い予測能力から相手ボールを奪い、攻撃面でも両足を使えるテクニックを武器に強烈なミドルシュートを放つ。ピッチを離れれば一転、物静かな「根暗」キャラ。その素顔にフリーアナウンサーの加藤綾子(32)が迫った。

 ――グラウンドで見せてくれたシュート。すべて狙い通り四隅に決め、すごいコントロールでした。

 「ありがとうございます」

 ――左右どちらでも蹴れるんですね。

 「そうですね。小さいころからやっているので」

 ――ポジションは主にボランチ。

 「自分の特長は守りなので、予測しながらプレーするようにしています」

 ――ボールを“狩り”にいくプレーぶりが評判です。

 「山口蛍選手(C大阪MF)に憧れています。ボールの奪い方や、奪いに行く姿勢は見習いたいです」

 ――最近は体も大きくなって、外国人選手にも当たり負けしなくなってきたと評判です。

 「ジムで上半身を鍛え始めて、ゴツくなったと言われます。服もきつくなりました」

 ――4月のコスタリカ戦でついにA代表デビューしましたね。

 「ホント緊張しました。観客の数とか、雰囲気が違いました」

 ――後半からの出場でしたが、果敢にゴールを狙うプレーが目を引きました。

 「失うものは何もないので、とにかく積極的にやろうと」

 ――ピッチでは積極的。でも、こうやってお話ししていると、すごくおとなしいですよね。

 「よく言われます」

 ――代表や日テレのチームメートは何と?

 「地味とか、根暗とか」(苦笑)

 ――アスリートなのに珍しいですよね。反論はしない?

 「特に否定しないです」(笑い)

 ――自分から話すタイプではない?

 「はい。聞き役です」

 ――でも自分から何か言いたい時だってありますよね?

 「はい。たまに言ったりすると、突っ込まれるんですよ。年下の子たちからも、うるさい!って」(苦笑)

 ――後輩に“うるさい”って言われるの!?(笑い)。さすがに言い返しますよね?

 「な、な、なんだよ、みたいなことは言いますけど…」(笑い)

 ――弱いですね(笑い)。

 「はい。いつも負けちゃうんです」

 ――でもピッチに出れば変わる。

 「はい。やるぞ!ってスイッチが入ります」

 ――サッカーを始めたのは5歳のころ。

 「テレビでサッカーの試合を見て、自分から、やりたい!って言いだしたらしいです。全然覚えてないんですけど」

 ――小さい時は、どのくらい練習していたんですか?

 「男子のクラブチームに入ってたんですけど、週6日ほど」

 ――練習は好きだった?

 「ドリブル練習しかした覚えがないけど、楽しかった気がします」

 ――つらくなかったですか?

 「試合で勝ちたいから練習を頑張るっていうのは当たり前だと思ってました」

 ――いま21歳。サッカーと大学との両立は大変ですか?

 「今は4年なのであまり行かなくていいんですけど、勉強は苦手です」

 ――じゃあ授業のノートとかは友達に手伝ってもらったり?

 「いえ、ノートをとるのは好きなんです。勉強するけどダメなタイプです」(苦笑)

 ――もしかしてノートはすごくキレイに書いたりします?

 「そうです!めっちゃ色使って」

 ――分かる!わたしも同じ。カラーペンすごい持ってました。

 「ノートだけキレイに書いて、満足しちゃうんです」

 ――そういえば、特技は「国の名前を多く言える」ことだとか。

 「携帯アプリで“世界地図”というのがあって、国の形をパズルみたいに地図にはめていくんです。めっちゃハマって、全部覚えちゃいました」

 ――すごい!ゲーム以外に好きなものは?

 「絵を描くこと」

 ――へえ、どんな絵を描くんですか?

 「似顔絵とか」

 ――チームメートも描いたりする?

 「何人か描いたかもしれないです。あと、U―20代表の海外遠征のときに、ホテルから外出できないと聞いていたので、塗り絵を持って行きました」

 ――塗り絵?かわいい!

 「大人の塗り絵って知ってますか?お花とかを塗るんですけど。それをずっとやっていました」

 ――あっ!やったことあります。すごく細かくて難しくないですか。私、途中で挫折しました(笑い)。

 「めっちゃ集中力いります。でも遠征中に全部塗って、みんなにあげました」

 ――東京五輪に向けては、どんな青写真を描いていますか?

 「やっぱりなでしこジャパンの一員として活躍するのが目標。そのためにはベレーザで試合に出て、結果を出していきたい」

 ――今後の課題は?

 「海外の選手に負けない体づくりや、スピードを強化していきたい。ボランチとして攻撃面でもレベルを上げていきたいです」

 ――なるほど!ちなみに最後に私の似顔絵を描いてもらうことってできますか?

 「かわいく描けないんですけど…リアルに描いちゃいますよ」

 ――全然いいですよ…あれっ?どういう意味(笑い)?リアルだと私どうなの!?ちょっと詳しく聞かせて!(大笑い)

 《日テレ森監督「将来性十分」》日テレの森栄次監督(58)は隅田について、特に守備面での能力を高く評価している。相手のボールを奪う“読み”の鋭さ、中盤の密集でも両足を使ってボールをさばくことができる技術力などを挙げ「あとは多くの試合に出て経験を積み重ねていけば。将来性は十分ある」と期待していた。

 ▽国際親善試合 日本3―0コスタリカ(4月9日、熊本)隅田は後半開始から出場。ボランチに入り積極的にボールに絡むと、27分には自ら右サイドをドリブルで持ち上がってペナルティーエリア右隅からミドルシュートを放った。さらに42分、左サイドからFW籾木が落としたパスを、ペナルティーエリア外、ゴールまで25メートルの位置から右足でシュート。バーにはじかれゴールは奪えなかったが、スタジアムを沸かせた。

 ◆隅田 凜(すみだ・りん)1996年(平8)1月12日生まれの21歳。神奈川県藤沢市出身。藤沢清流高―和光大。中学1年の09年に日テレ・メニーナ入りし、11年からの全日本女子ユース選手権4連覇に貢献。12年にベレーザ昇格。各年代すべてで日本代表に選出。今年4月の国際親善試合コスタリカ戦で初のA代表入りし、6月の海外遠征メンバーにも選ばれた。身長1メートル59。利き足は右。血液型AB。

[ 2017年6月27日 09:30 ]

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