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豪州、1次L敗退も強豪相手に善戦 8・31日本戦へ“弾み”

[ 2017年6月27日 05:30 ]

コンフェデ杯・1次リーグB組   オーストラリア1―1チリ ( 2017年6月25日    モスクワ )

<オーストラリア・チリ>前半42分、先制点を決め喜ぶオーストラリアMFトロイージ
Photo By AP

 18年W杯ロシア大会のプレ大会となるコンフェデ杯は25日に1次リーグB組最終戦の2試合が行われ、オーストラリアはチリと1―1で引き分けた。同組3位で1次リーグ敗退となったが、格上相手に善戦した。14年W杯ブラジル大会王者のドイツは3―1でカメルーンを下し、首位通過した。準決勝は28日(日本時間29日)にポルトガルとチリ、29日(同30日)にドイツとメキシコの顔合わせで行われる。

 南米王者を追い詰めた。前半42分、中盤でボールを奪ってショートカウンターを仕掛ける。ゴール左手前でフリーになっていたMFトロイージの右足シュートで先制に成功。後半に追い付かれ1次リーグ敗退となったが、手応えを得た。ドイツとの初戦は2―3と健闘して、この日も果敢なハイプレスでチリを苦しめた。

 1次リーグ3戦で5失点と守備面は課題だが、同代表初の通算100試合出場を達成したFWカーヒルは「戦術面において組織的に戦うことができた」とハイプレスからショートカウンターを狙う攻撃に自信をにじませた。W杯アジア最終予選は勝ち点16で3位。8月31日には勝ち点17で首位の日本戦を迎えるが、大一番に向けて収穫の多い大会となった。

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2017年6月27日のニュース