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豪州、3バックもろさ露呈…2戦連続最終ライン裏突かれ失点

[ 2017年6月24日 05:30 ]

コンフェデ杯・1次リーグB組   オーストラリア1―1カメルーン ( 2017年6月22日    サンクトぺテルブルク )

<オーストラリア・カメルーン>ゴール前で相手GKと激しく競り合うカーヒル(中央)
Photo By AP

 18年W杯ロシア大会のプレ大会となるコンフェデ杯は22日、1次リーグB組の2試合が行われ、アジア代表のオーストラリアはアフリカ代表のカメルーンと1―1で引き分けた。ともに勝ち点1。また南米代表のチリは、14年W杯王者のドイツと1―1で引き分けて勝ち点を4とし得失点差で首位を守った。最終戦のドイツ―カメルーン、チリ―オーストラリアは25日(日本時間26日)に行われる。

 8月31日にW杯アジア最終予選で日本と対戦するオーストラリアが守備の“弱点”を露呈した。日本代表のハリルホジッチ監督が視察するとしていたカメルーン戦の前半ロスタイム。最終ラインの裏へ相手からロングボールを蹴られると、中盤から飛び出してきた相手MFザンボ・アンギサへのマークが遅れて先制点を許した。

 ポステコグルー監督は「少しリラックスしてしまったのかもしれない」と油断を強調したが、初戦ドイツ戦でも一本の長いパスから最終ライン裏のスペースを突かれて失点した。今年から採用する3バックシステムの弱点と言えそうだ。

 シュート数で5対19本と劣勢の中で、後半15分にPKを元J2千葉のMFミリガンが決めて同点。引き分けに持ち込む粘り強さは示し、1次リーグ突破に望みをつないだ。

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