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元U−17アルゼンチン代表が来日、関東2部にエスペランサSCにローダス加入

[ 2017年3月24日 16:11 ]

入団会見に臨んだローダス
Photo By スポニチ

 あのメッシも憧れた元U−17アルゼンチン代表が本当に日本にやって来た!

 関東2部リーグに所属するエスペランサSCは24日、本拠地を置く横浜市栄区のレストラン「リストランテ デラ・カーサ」で元U−17アルゼンチン代表MFのグスタボ・ローダス(31)の入団会見を行った。

 ペルー1部など複数のオファーがあった中、日本を新天地に選んだローダスは「クラブの上に行きたいというプロジェクトが魅力だった」とその理由を語り、「チームが上のカテゴリーに上がれるように、貢献したい」と豊富を語った。

 エスペランサSCは元アルゼンチン代表MFホルヘ・オルテガ氏が代表を務めるクラブチーム。育成部門では約400人近いスクール生を指導している。トップチームの目標は、近い将来での関東1部昇格、JFL入り。そのためにも今回、ローダス獲得に動き、地元スポンサーなどの協力もあり実現した。指揮官も務めるオルテガ氏は「日本サッカーを変える大きなプロジェクトになると思う。ローダスのプレーを通じて、日本の子どもたちは多くのことを学べると思う。エスペランサは若いチーム。その若いパワーと、ローダスの経験がうまく合わされば、今までの違うチームを見せられると思う」と目を輝かせた。

 グスタボ・ローダスは、バルセロナのアルゼンチン代表FWメッシも育った同国の名門ニューウェルスの下部組織出身。03年U―17南米選手権で一緒にプレーした2歳下のメッシも憧れた存在だったという。ローダスは「メッシは小さい頃から特別な存在で、彼にボールを預けるたら試合を決めてくれた。そして今はさらに成長を遂げ、世界のトッププレーヤーになった」とかつてのチームメートについても語った。

 関東2部リーグは4月16日に開幕し、エスペランサSCはホーム(保土ケ谷公園サッカー場)で東邦チタニウムと対戦。背番号は10に決定し、すでにチームの合流しているローダスは現在、公式戦出場に必要な労働ビザを申請中で、順調に登録が完了すれば、東邦チタニウム戦で日本デビューを飾る予定だ。

 ◆グスタボ・アリエル・ローダス 1986年1月16日、アルゼンチン生まれの31歳。攻撃的MFで、16歳だった02年にニューウェルスでプロデビュー。03年にアルゼンチンU―17代表としてU―17南米選手権で優勝した。右利き。1メートル67。

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2017年3月24日のニュース