最年少Ｊリーガー15歳・久保もカズに脱帽「偉大な選手　尊敬」

Ｊ３第１節   ＦＣ東京２３　０―２富山 （ 2017年3月12日    夢の島 ）

　史上最年少Ｊリーガーも、カズの最年長ゴールに脱帽だ。ＦＣ東京Ｕ―２３の一員として富山とのＪ３開幕戦に出場した１５歳のＦＷ久保は「普通はサッカーができない年。ゴールを決めるのは到底できない。尊敬しています」と話した。

　カズが神戸に所属していた０１年生まれで、年の差は実に３５年。「試合前なども相当準備してやらないといけないと思う。何ゴールかテレビで見てもいいシュートばかり。５０歳の体でプレーしていて、偉大な選手だと感じています」と明かした。

　この日は自身初の先発フル出場を果たしたが、最年少＆最年長得点の“同日更新”とはならなかった。足技で見せ場をつくりながらもシュート１本に終わり、「去年と比べて成長したけど、全体を通してまだまだ」と自己評価は厳しめだった。バルセロナの下部組織出身の天才はキングの活躍を刺激に変え、次こそ記録更新を狙う。