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昨季12位仙台が開幕2連勝 俊輔擁す磐田撃破 次節3・11はホームで神戸戦

[ 2017年3月4日 17:25 ]

<磐田・仙台>開幕2連勝に歓喜の仙台イレブンと敗戦にガックリの磐田・中村(左)
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 明治安田生命J1リーグは4日、各地で第2節が行われ、昨季12位の仙台は敵地のヤマハスタジアムで昨季13位の磐田と対戦。FW奥埜が決めた1点を守り切って1―0で勝利を収め、開幕から2連勝を飾った。

 仙台は0―0で迎えた後半29分、セットプレーを折り返したボールのこぼれ球を拾ったFW石原がペナルティーエリア内でキープ。石原からパスを受けた奥埜が右足で放ったシュートは右ポストを叩いてからゴールネットに吸い込まれる先制ゴールとなり、この1点が決勝点となった。

 渡辺監督は「我慢比べだという話を選手としていた。焦(じ)れずにやれば最後に1つ2つチャンスは来ると思っていた」と敵地での勝利に満足げな表情。決勝ゴールを決めた奥埜は「風もいい感じで吹いていたし、本当にいいところにいってくれた」と振り返った。

 次節はホームで11日に行われる神戸戦。東日本大震災発生から6年がたち、3・11当日にホームで公式戦を行うことには特別な意味を持つ。渡辺監督は「もちろんその日は我々にとっては非常に大事な一日。いま選手が前向きに真摯(し)に取り組んでくれていることをそのままぶつけてくれれば色々な人に響くものがあると思うので、それを3・11にぶつけられればと思います」と静かに闘志をかき立てていた。

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2017年3月4日のニュース