札幌“守護神”具、Ｊ１仕様の進化「３カ条」守り抜く！

シュートに飛びつく札幌ＧＫ具聖潤（ク・ソンユン）
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　札幌の沖縄・金武町キャンプは３１日、２部練習を敢行。守護神のＧＫ具聖潤（クソンユン＝２２）が開幕までのキャンプ期間でＪ１仕様の進化を遂げることを誓った。

　「キャンプは準備期間。練習から去年足りなかったところを意識している」。具聖潤が課題に挙げたのは（１）利き足とは逆の左足の技術、（２）パントキックの正確性、（３）相手スルーパスへの飛び出しの３つ。中でも「味方からパスを受けたら左足も今年は使いたい。両足使えたらチームとしても個人としても楽になる」と左足の使い方を最重点課題として挙げた。

　チームは３日に中国１部リーグ・江蘇蘇寧、５日に浦和と練習試合を行う。ここまで実戦２試合に出場したが「中国のチームやレッズとの試合でトライしてみたい」と意欲的。強豪相手の２試合で果敢に課題改善にトライし、大きな自信と手応えをつかむつもりだ。

　昨年１２月のオフ期間に韓国でレーシック手術を受けた。０．１なかった裸眼での視力は１．５まで回復。「昨季も試合中にコンタクトが気になりストレスだったことがある」。今季はストレスフリーで試合に臨む。着実に昨季から進化を遂げている具聖潤が見据えるのは、もちろん２・２５開幕スタメン。「開幕から出続けて、チームの目標のために頑張りたい」。自身初となるＪ１の開幕まで、守護神は今キャンプで己を磨き上げる。