Ｇ大阪“東京五輪世代”堂安が輝く!プロ初アシストで３連勝演出

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第８節 Ｇ大阪２―０磐田

（8月13日 エコパ）
　２０年東京五輪の星が魅せた。Ｇ大阪の１―０の後半３８分だ。後半３３分から途中出場を果たしたＵ―１９日本代表ＭＦ堂安がプロ初アシストし、今季初の３連勝を演出した。

　「今が一番調子が良いから、視野が広がっているのもある。結果を残せて良かった」。左サイドでパスを受けると、ＤＦを振り切ってドリブル。最初はシュートを打とうと考えたが、ゴール前で待つＦＷ長沢の姿が視界に入り、プレーの選択を変更した。冷静な判断に「途中で出場した選手が活躍してくれた。これからも期待したい」と長谷川監督。“飛び級”昇格の１８歳に目を細めた。

　チームは横浜を抜いて３位に浮上。２位・川崎Ｆにも勝ち点差２に迫った。「結果を出すのが思ったより遅かった」と堂安。宇佐美が抜けたクラブにとって、また東京五輪へ向けて、この一歩は大きい。