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ツネ様指揮官デビュー!G大阪ユース監督で白星飾る

[ 2016年4月10日 05:49 ]

ベンチに腰を据えて戦況を見つめるG大阪ユースの宮本恒靖監督

 元日本代表DF宮本恒靖(39)が9日、G大阪ユース監督として指揮官デビューを果たした。高円宮杯U―18プレミアリーグで大津(熊本)相手に2―0の勝利。幸先よく第一歩を踏み出した。

 「緊張というか準備期間が3カ月あって、その硬さはついてきたかな」。ジャケットに紺色のパンツを合わせた普段着スタイルで、特に前半45分間はピッチサイドで立ちっぱなし。02年の日韓W杯と06年ドイツW杯に出場したレジェンドも初タクトに苦笑いを浮かべた。それでも試合前の監督紹介のアナウンスでは誰よりも大きな歓声。“ツネ様”人気は健在だった。

 目指す指導スタイルは「自分で考えられる選手になれること」という。就任初日にはトルシエとジーコの師事した元代表監督2人の名前を例に挙げ「日本人は自分で考える力が弱い」と力説した。世界で戦ってきた自身の経験をフィードバックし、世界で戦える人材を育成するつもりだ。「去年以上の成績を残す」。将来のG大阪トップチームの監督候補は、まず高校年代最高峰のプレミアリーグ制覇を見据えた。

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2016年4月10日のニュース