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【リオdeオレ!!】福岡・金森 ゴール求められる“博多のネイマール”

[ 2016年3月13日 09:00 ]

前半、ボールをキープする金森(右)

明治安田生命J1第1S第3節 福岡0―2浦和

(3月12日 埼玉)
 逆転でのリオ五輪メンバー入りを目指す福岡FW金森のJ1初ゴールはまたもお預けとなった。2シャドーの一角で先発し、持ち味のドリブルで好機をつくろうと試みたが、相手に阻止される場面が多くシュート0本。無得点のまま、後半17分に交代した。チームも開幕3戦未勝利。U―23日本代表の手倉森監督が視察した一戦で結果を残せず「個人的に何もできなかったので、凄く悔しい」と唇をかんだ。

 変幻自在なドリブルが武器で“博多のネイマール”の異名を持つ21歳。手倉森ジャパン立ち上げ時から継続して選出されてきたが、昨年12月、直前合宿で右太腿を痛めて五輪アジア最終予選のメンバーから外れた。悔しさを味わった分「常にそこ(五輪代表)は意識している。自分が入っていくためには、結果を残していかないと」と決意は固い。

 現在U―23代表では、五輪アジア最終予選で主力を担った鈴木(新潟)が左大腿四頭筋肉離れで長期離脱中。「自分にはチャンスと思っている。(鈴木の)穴を埋められるように入っていきたい」。リオへの道を切り開くため「そろそろ(得点を)決めたい」と決意を新たにした。

 ◆金森 健志(かなもり・たけし)1994年(平6)4月4日生まれ、福岡市出身の21歳。4歳からサッカーを始め、筑陽学園高3年時の12年9月、J2福岡の特別指定選手に。13年福岡に正式入団し、J2通算99試合21得点。U―19から各年代別日本代表に選出。1メートル71、69キロ。

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2016年3月13日のニュース