なでしこ佐々木監督退任　日本協会が正式発表、18日に会見

退任した「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督

　日本サッカー協会は１１日、女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督（５７）が３月１０日付けで退任したと正式発表した。今月１８日に都内で退任会見を行う。

　佐々木監督は山形県出身で、Ｊリーグ大宮の監督などを経て２００７年１２月にコーチから監督へ就任。１１年のワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会で日本を初優勝に導き、翌１２年のロンドン五輪と昨年のＷ杯カナダ大会ではともに準優勝。なでしこジャパン監督として１２５試合の指揮を執り、通算８０勝１６分け２９敗の数字を残したが、今月行われたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選（大阪）では３位に終わり、４大会連続となる五輪出場を逃していた。