“柿谷シート”今季も継続　ホーム試合ごとに３０席

　Ｊ２Ｃ大阪は６日、ＦＷ柿谷曜一朗（２６）の申し出で１５年シーズンから始まった「ＹＯＩＣＨＩＲＯシート」を今季も設置することになったと発表した。

　「ＹＯＩＣＨＩＲＯシート」は柿谷がスイス１部バーゼルに在籍していた１５年に設置スタート。柿谷の意向で、幅広く子どもたちをリーグ戦のホームゲームに招待するもので、今季は３月１２日のホーム開幕戦（対群馬）から、キンチョウスタジアムまたはヤンマースタジアム長居のメインスタンドに３０席を設置し、毎試合３０人を招待する。

　柿谷はクラブを通じ、「少しでも多くの子どもたちにサッカーを観てもらい、楽しんでもらえたらと思い、今年も『ＹＯＩＣＨＩＲＯシート』を継続させていただくことになりました。今までサッカーを観たことのある子はセレッソのサッカーでもっともっと好きになって、まったく観たことのなかった子はセレッソからサッカーに興味を持ってもらって、みんなが自分からスタジアムへ行きたいと思ってもらえるようになったら嬉しいです」とコメントを発表。

　「そして、今シーズンは僕もセレッソでプレーをします。一年でＪ１へ復帰するよう、自分の持っている力を最大限出してプレーするので、ぜひ観に来てください」と意気込んだ。